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2011/08/04

記号パネル v0.9f公開

記号キーを押し間違えて一文字削除したい、というときの操作が面倒だ、とは(私自身は)思っていて、それでバージョン0.9dでは「確定・コピー」ボタンの左フリックで一文字削除できるようにしました。が、やはり直感的でないので削除ボタンをつけようか、いや押し間違いを考慮すると配置する場所がない…などと悩みつつ、また一つの妥協案として「戻るキーでの削除」を実装しました。うっかり「戻る」キーを押してしまって入力途中なのにアプリを終了してしまった、というミスに対応するという側面もあります。

もうひとつの「パネルを端に寄せる」機能ですが、パネルで隠れてしまっている元の入力エリアを表示させて入力途中のテキストを確認する、といった用途を想定しています。画面解像度によってはパネルが小さくなりすぎて(特にソフトウェアキーボードを表示させている場合)実用的でないかもしれません。その場合は、元のテキストを確認したら元に戻してから記号を入力、という使い方で回避をお願いします。

今回はキー設定の初期設定としてギリシャ文字を追加しました。このアプリの方針として、各国語で標準的に使用される文字(アルファベット・かな・ハングルなど)は避けてきたのですが、ギリシャ文字は数学・技術方面で記号として使うこともあり、また要望も頂きましたので今回追加しました。
なお、キリル文字については今回見送りました。JISにも規定されていてかなり古いPCでも扱えた文字ではありますが、用途が限られていますし、また設定データの肥大化に抵抗を感じるので、今のところ採用していません。
また、今まで各キーの説明文の先頭につけていた「**」などの符号を取り除きました。これらはShiftJISという文字コードでの扱いを基準にして付加していたのですが、今日ではAndroidと同様にUNICODEを扱える機器が増え、そのため各機器で使用しているフォントのほうが問題になるケースが多い、と判断し、かえって誤解を招きかねないとも思い取り除くことにしました。
手作業でキー設定を更新したい人のために、前回と同じところに設定データをアップしています。ご希望の方はご利用ください(更新方法については過去の記事をご覧ください)。

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