今回のバージョンでは、設定データのバックアップを容易にするため、保存した設定データの読み込み機能を充実させました。今までは、一度クリップボードに設定データをコピーしてから「貼付けで設定」をする手順でしたが、クリップボードを経由せずに設定データを取り込めるようになりました。
- 方法1:
テキストエディタなどで設定ファイルを開いて、「テキストを送る」「共有する」といった類の機能を使って、記号パネルに設定データを送ります。 - 方法2:
ファイル管理アプリで設定ファイルを開く際、記号パネルで開きます。そうするとその設定ファイルを読み込みます。 - 方法3:
ファイルピッカーとして機能するアプリがインストールされている場合、記号パネルのメニューから「設定ファイルの読込」を実行することができます。このメニューを選択すると、ファイルピッカーが起動するので、設定データとして読み込むファイルを選択してください。
方法3で言っているファイルピッカーは「選択したファイルを呼び出し元のアプリに報告するアプリ」のことで、一部のファイル管理アプリがこの機能を持っているようです。ただ、記号パネルで認識できるのは、私が試した限り「Blackmoon File Browser」だけでした。ちなみにこのアプリ、検索バー(OS 2.2以降)に「SDカード内からファイルを探す」機能を追加してくれたりするので、インストールしておくといろいろ使えそうです。
なお、設定データを保存するには、「設定を送信」で他のアプリに送って、そのアプリで保存させます。テキストエディタに送ってファイルに保存したり、DropBoxやEverNoteのようなオンラインストレージに保存したり(実際に試してはいないんですが、できると思います)、テキストデータを受け取れるアプリであれば何でもかまいません。
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